今じゃ幻の温泉? 汐間温泉:2019.09.02

八丈島にある汐間温泉に行ってきました:2019.09.02

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八丈島には7つの温泉がある。

みはらしの湯、洞輪沢温泉、やすらぎの湯、足湯きらめき、ふれあいの湯、ザ・BOON、裏見ヶ滝温泉。

大体は島の南部側(坂上)に集まっている感じ。

実際、今回宿泊したリードパークホテルには坂下側に位置しているからか、

景色がべらぼうに良い露天風呂があるけど温泉じゃ無い。

 

2000年代初頭まで営業していた八丈温泉ホテルも島の南部だったしね。

ただ、八丈温泉ホテルは温泉が枯渇してしまったようだけど。

 

で、7つの温泉だけと見せかけて実は野湯である汐間温泉っちゅーのがある模様。

 

 

 

 

ってなわけで行ってきました。

 

 

この汐間温泉、実は夏の干潮時間しか現れない模様。

しかもどうやら岩をどかして、少し掘らないと温泉がでないようだ。

しかもしかも、洞輪沢温泉の施設が近くに出来たため、今ではわざわざ入る人もいないときた。

 

砂浜を掘る必要があるので、現地八丈島にあるキャンドゥでスコップを購入。

100均のスコップでイケるのかすこぶる不安だけど、まぁなんとかなるでしょう。

 

今回訪問した際は、干潮時間ぴったりに行ってきた。

せっかく行って入れないのは嫌だしね。

 

底土港から車で大体20〜30分ぐらいかな。

アップダウンが激しく、くねくねした道。

到底、車でしか来れないような所。

 

到着。

が、しかし、場所が分からない。

人の気配は殆ど無いし、遠くを見るとカップルがチュッチュしてるしで。

えー。

 

近くに看板がある。

何が書いてあるか分からないけど、この辺なのは確か。

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インターネットの画像より以下内容記載

『汐間温泉

 この先一体の浜を汐間海岸といって、昔から波打ち際に温泉が湧出している箇所があり、

今でも夏期の干潮時には、石をどかして凹みを造り、そのまま浸ることができる。

近くには簡易入浴施設があり、町民の利用に供している。

泉質は弱食塩水で、腰痛や胃腸病、便秘、貧血症などに効果がある。』

 

ふむ。

 

 

困っていると地元のおっちゃんが話しかけてきた。

どうやら僕が洞輪沢温泉に入ろうとしていると勘違いして、

場所を教えて頂いたものの、今日は定休日だから明日来な、との事。

 

ちゃうねん。おっちゃん、ちゃうんや。

 

汐間温泉ってのはどこに???

 

え?汐間温泉?

と言いながら教えてくれた。

今は汐間温泉の為に来る人はあまりいない事。

でも温泉は枯れていない事。

汐間温泉の場所。

30センチ程度掘れば今でも出てくる事。

35度ぐらいでヌルいから夏でも温まるまではいかない事。

 

そんなこんなでおっちゃんが言う汐間温泉の場所を目掛けて歩いて行くと、

うん、全然潮が引いていない。

この時間は干潮なはずなのに。

海水も高さ20〜30センチぐらいはある。

これじゃ掘られんやないけ。

普通の日の干潮じゃなく、大潮とかの日じゃ無いと無理なのかも。

 

絶望していると心配したおっちゃんが見にきてくれた。

うーん、今日は無理かもなと。

 

 

あぁ、残念!

せっかくはるばる汐間温泉まで来たのに!

八丈島に来た三大目的の一つだったのに!

あー。

 

でも、この経験を活かして、次行く人の為に残しておきたい。

そんな気待ちでこのブログは書きました。

 

まとめ。

・夏場の大潮の干潮時刻を狙うべし。

・スコップを持って行くべし。

・場所が分からない時は近くの地元民に聞くべし。

・潮が引いていない時は潔く諦めるべし。

 

大体の場所

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だれかこの記事読んで行かれた方は感想を教えて下さい。

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